受験成功するα1のパパさんがやってること
今回、中学受験がうまく成功したな、機能していたなというα1のパパ友の共通項があるなとおもいまとめてみました。まず当然のことなんですけど中学受験を他人事ではなく自分事としてとらえてるという前提があります。
そんなのあたり前だろとお叱りを受けてしまいそうですが、よく聞くのがママさんまかせでパパさんの当事者意識が薄いご家庭も少なくなかったりします(ママさんお1人でよく頑張りました、、)。これはパパさんのお仕事が多忙だったりなどといった状況もあります。
パパの経験則が古すぎ問題
また、そもそも中学受験に前向きじゃないパパさんも理由がそれぞれあり仕事だけではなく、今の中学受験の情報をキャッチアップできていない問題があります。これ下手をしたら40年近くの昔の情報のままアップデートされない内容で持論を展開する化石パパ状態ということがあり得ます。

パパの中学受験は6年の夏休みからで全然余裕だったからな(思い出補正



パパ、それ40年近く前の記憶、思い出補正すぎw
また、当事者意識ないパパでとても親近感が湧いたのが「二月の勝者」で有名なソシャゲ大好きで春期講習の費用で夫婦喧嘩もしちゃう武田勇人くんのお父さん。また二月の勝者見返しちゃってますw


(画像引用:二月の勝者ー絶対合格の教室)



武田くんパパの気持ちめちゃくちゃわかるわーw
そうなんです、これ娘が3~4年頃のさぴ猫も似たような感じで当事者意識ゼロw(さすがにソシャゲ廃課金ではありませんでしたがw)。どちらかというと過熱しすぎる中学受験ブーム否定派でした。だって、超少子化で生徒数減で大学も生き残りかけてるので普通に考えてここで戦わずとも大学受験の方が俄然入りやすいだろうなと思っていました。



これは正解で大学に入るという意味では大学受験が断然楽です



難関上位校受けるレベルの子達は大学受かっちゃうレベルの勉強量やってますよね
そしたら何も過熱しすぎて競争激化してしまっている中学受験、しかも、大学附属は人気で特に女の子は枠自体が少ないので完全にレッドオーシャンです。ビジネスでレッドオーシャン市場で戦う企業があったらほぼ勝ち目がありません。その市場が中学受験での女の子の難関大学附属中受験となります。
従って、もし女の子が中学受験で難関大学附属中を狙うと決めるのであれば、家族で団結して使えるものは何でも使うって勝ちを取りにいかないと勝筋が極めて少ない非常に難しい戦いといえます。
志望校合格にはママの力が不可欠であることを知っている
中学受験成功にはどのお宅をみてもママさんネットワークの情報収集力の高いです。中学受験は完全に情報戦です。中学受験成功しているご家庭のパパさんは大学受験とは異なり、中学受験ではママさんの情報収集力がとても大切だということを知っています。
よく、受験生のパパさんが算数を教えてるケースって多いのかなと思います。現役の受験生と一緒に問題を解くスピードを競ってる男前パパさんもいてこういうの子どもってテンションあがりますし(大事)、でも、算数って面白いから一緒にやりたくなりますよね、なのでパパも負けられないです。
これが頼もしいことに直前期の子どもの計算力の速さって凄まじくて、算数の基礎トレなどは冬以降は全然基礎問題じゃなくて、かなり難しい問題になってるのですが、それを瞬間で解く訓練をみんなしてるんですよね。
それで常日頃感じていたのは、我々男性って子どもに教えたり、テストの間違いを直したり子どもの偏差値と志望校の分析とかは得意だったりするんです。だけど、いわゆる横の情報のネットワークが全くないんですよね、寂しいことに。いわゆるご兄弟を持つ中学受験つよつよママさんの生きた情報のつながりがありません。
なので、我々男性は、中学受験においては声の大きいパパの学歴や経験則ベースで中学受験の方向性を決めてしまいがち。Youtubeやブログなども含め中学受験においては周りをみるといい結果がでていないパターン多いなと思っています。
なんでなんですかねー(ションボリw



受験パパたちのブログやYoutubeってひとりよがり成分多めだからじゃない?



ぐほっ、、や、やめろ下さい、、ww
いつから中学受験をはじめるか問題
話は横滑りしますがここでいつから中学受験勉強をやるのか問題です。さぴ猫は5年生からやれば十分間に合うよね?と思っていたのですが正直なところ、これさぴ猫ママがずっと
「4年から行かないとダメだって学芸からJGにいった〇〇ちゃんのお姉ちゃんのママがいってた」
とのこと。心の中では5年からでよくね?と思っていました。しかし、5年からだとさぴ猫生息周辺は転塾が難しいなどの諸問題があったので4年の夏にサピックスに転塾。中学受験終わって振り返ると、中学受験つよつよママ友さんがいっていたとおり、小学4年からじゃないと絶対間に合いませんでした(危ない危ない



正確には3年生から御三家専門の塾で国語と算数をやっていて、4年生の7月に定員の空きのある校舎サピックス転塾。最寄りの人気校舎の空き待ち。9月に異動できました



さぴ猫と同じく塾の売上のマーケティングと高をくくっていて5年生からサピに入った友人の娘さんは算数と社会についてこれず6年夏季講習後中受撤退、、涙



中受ママ友ネットワークがあればもっと前から準備できたと思われます涙。転塾を含めた塾いつから入る問題はトラウマにつながるリスクがとても高いので徹底的に調べる必要があります><



今や豊洲のサピは新1年生100人待ちって過熱過ぎるやろがーいw
なので、この間もさぴ猫ママと話してたのですが、さぴ猫1人だったら娘が志望校に合格するの無理だったなと。なので、志望校に合格しているご家庭のパパさん達は中学受験におけるママさんネットワークの威力を知っています。
ちなみにさぴ猫ママは、お兄ちゃんお姉ちゃんが筑駒だったりJG、桜陰だったり同じタワマン界隈で中学受験の過酷な頂上決戦を制してきた中学受験つよつよママさんネットワークでいろいろ教えてもらっていました。
基本みんな同じ小学校の素敵なママさん達、そこの裏ボス(こんな言い方したら怒られちゃうw)のすごく優しいお受験組のスーパーママさんと仲良しでとにかく顔が広い!
(でもね、みんな本心は誰も話さないんです震)
その話はまた次の機会に



とにかく受験が成功しているご家庭ってどこもママさんの情報収集能力といかに敵をつくらないかに尽きます!
女子力たるや
中受の話とは少し横滑りするのですが、さぴ猫ママがすごいな。女性ってすごいなと思ったのが、気分屋なさぴ猫と違い、出過ぎず穏やかで誰からも好かれるさぴ猫ママなのですが、なかには別のママ友のネットワークで中学受験でメンタルがちょっとおかしくなってる同じ小学校のモンスターペアレンツ的なママさんに絡まれる事件が発生します。
そういう親御さんなのでお子さんはどんな感じの子なのかなとみてみると、女の子2人のときは仲いいけど3人になると1人をハブにしたり、友達をいじめたのに逆にいじめられたと親や先生に嘘をついたりで6年生でうわ~すげぇ闇をかかえてる子だなぁと(周りのママ友界隈では有名なのに親は娘が嘘をついているという事を全く知らないあるある)。
そんな災害級の特級呪物に巻き込まれそうになったのですが、さぴ猫ママは人生で培った全ての女子力を総動員してタワマン界隈のネットワークを味方につけてコミュニケーションの攻防戦をそつなく笑顔で切り抜けておりました。
ママGJ!!さぴ猫には絶対むりです、、(尊敬
中学受験で学んだことは、奥さんへのリスペクトがこの中学受験の戦いの期間ですごく大事だなと感じています。下手したらこの期間のパートナーとしての立ち振る舞い如何で途中で熟年離婚とかあるだろうなと。考えすぎかもしれませんがそのくらいお互いの育てられ方の違いでムムム?とお互い感じることがあった期間でもありました。
中学受験は子ども+母親のスタンド勝負
中学受験において子どもの学力は父親と比較して子どもといる時間が長い母親の学力と相関関係があるという統計がでていて、これってジョジョでいったらもう母親が子どものスタンドみたいなものだよねー、といった話を漫画好きのパパ友と笑い話をしてました
スタンドとはパパさん達が子どものときから今もなお連載している男の子みんな大好き「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画の登場人物たちの守護霊みたいな特殊能力で、そのスタンドを使って戦っていくというもの。中学受験における子どもを守る母親のママさん力=スタンドみたいでパパ友と納得していたというお話でした(すみません、急に漫画の話でw)


(画像引用:ジョジョの奇妙な冒険5部/荒木飛呂彦)
なお、さぴ猫の友達である東大出のママさんでNYのコンサルティングファーム勤務、戦闘力高いが思考が左よりなので権利主張成分が強め、ダメなものはダメと言い切る性格がさっぱりで気持ちよいのですが
ただ、日本におけるママ力は欠乏しているので結果、中学受験はあまりうまくいってなかったりするのも中学受験あるあるだったりします。なので、母親の学力というよりはコミュ力や事務管理能力も併せたママ力といった方がfitしそうだなとおもいました
なので、中学受験は子どもの学力+αとしてママ力を合わせ技で合格をつかみ取れる最後の家族イベントといえます。
合格へ導くチーム隊長としての役割
この役割は正直パパでもママでもどちらかでもよくて、家族をチームとしてそれぞれが得意な事を把握して、中学受験プロジェクト隊長としてそれぞれが一番活躍できる様にマネジメントをしていくというものですが、具体的にさぴ猫家ではこんなイメージでした。
受験の直前期間際になってくると夫婦で中学受験の取り組み方などで考え方の違いがでてきます。例えば、直前期に入る本番までの限られた時間のなかで全てを選択することができなくなります。つまり、何かに集中するために何かを捨てなければならない判断をするなどがあります。
いわゆる選択と集中ですよね。これ毎日コツコツ勉強を積み重ねて全て100点を取る優等生スタイルのさぴ猫ママが苦手な分野なので夫婦でかなり時間をかけて都度話し合いをしました。また、さぴ猫家の1月前受校を決めるときで夫婦で見解が異なっていたときも臨時夫婦会議招集です
とにかく過去問を徹底したい無理めなスケジュールを立てるさぴ猫ママと娘が最後まで走り切れるスケジュールにリスケして欲しいと嘆願する私さぴ猫のやりとりは以下の記事をご笑覧ください。


上の記事ではこんな感じで毎日いろいろなことが起こるわけです。なので、次に紹介するのはさぴ猫家独自なのですが、この中学受験を乗り切るためのチームプロジェクトでは簡単なルールを決めていて、何か問題があったらすぐ共有する。娘も受験しんどくなったらすぐ話す。
学ぶことは楽しいことですしね。受験勉強辞めたくなったら速攻撤退デス、中学受験なんて人生のなかで些末なことなので子どもが一番安心できる手段でやめます。
小学校のお受験しかり、中学受験しかりで親の対応如何で幼い心に傷痕めちゃくちゃ残すリスクあるイベントなのでちょっとその点だけ注意が必要です、中学受験ごときで一生モノのトラウマなんかさせたくないですよね。
その一方、子どもとこんなに濃い時間を共に過ごせるのは一生に一度のことなんだなとも理解しています。
次にマネジメントについては例えば、毎日やらないとダメな漢字や同音異義語や社会などの暗記などの知識定着の管理は、小学生にはまだ難しいところもあるので、早起きのさぴ猫パパが朝5時から時事問題や年号などの暗記モノの記憶定着の進捗管理をやっていました。
近々、最短で覚える方法の記事書きたいと思います、きっと皆さんのお役立ちができると思いますので。さぴ猫ママは全体の勉強の復習中心に進捗管理をしていました。
閑話休題
中学受験で『家庭で中学受験の勉強を教えた事1度もないんです、でも御三家合格しちゃうんです、オホホ』
みたいな、とんでもなくDNAすごそうな親御さんたまにみかけるじゃないですか。あれシンプルにすごいなと。だって小学生なのに『やれっていわなくても自分達で勉強しちゃうんです』って本当にうらやましいなと思いました。
さぴ猫ママなんてスケジュールの進捗管理担当なので娘の背後からずーっと呪いの様に「水溶液の演習やったの?ほんとうに?」と毎日呪詛師のように言い続けてましたから(笑
小学生なのに精神的に大人な子ってαの上のクラスにいますしね。あれってどうしたらあんな風に育ってくれるものなのでしょうね。だって普通はやれって言わなかったらウチなんか全然やりませんし、片づけすらしませんw
しかも、ウチの子は脳筋ウホウホゴリ子なので一緒にガンガンやろうぜ!っていって家庭学習させてました。そういう単純なノリにつきあってくれるという言う意味では中身はまだまだ幼い小学生のままでちょっとホッとしちゃいましたがw
なので、隣の芝生は青く見えがちですが、中学受験って子どものそのときの成長過程が見てとれるので中学受験が終わったあとに1年間でここまで成長したのかと感じることができるのも中学受験ならではだと思いました。
そんなCクラスのモリモリ娘をαまでもっていった1週間の勉強の進捗管理については、【α1の友達とウチの子の違いってなんだろう?】をご参照ください。


パパはATM
あと最後に中学受験でパパさんの役割はこれ。読んで字の如く「ATM」です、世の中学受験をする子を持つパパさん皆仲間です(涙w
小4,小5はまだいいんです。かわいいものです。これが小6になったときのさぴ猫ママのポチポチ荒ぶるクリック音。塾の講習代って本当に高いですよね。
年度の後半になってくるとさぴ猫ママも金銭感覚バグってるのか躊躇なく注文andクレカの嵐でしたww二月の勝者の武田パパの気持ち、痛いほどわかります。



これが二月の勝者の名言の母親の狂気なのだなと、、



中学受験って恐ろしいですよね
「6年時は塾関係で年間100万円は普通に超えちゃうなんてザラですよ」
100万超えるの?ワロタwみたいな感じだったんです、新6年生になったときにこの話を聞いて。で、中学受験終わって思ったのは、
ザラでしたwww
中学受験マジで恐ろしいですよ



小6の9月にヒヨって米国株現金化してました。円安ありがとう
なので、我々はとにかく働いて働いて頂いたお金をすみやかにママに渡すまでが仕事です。世の中学受験をサポートするパパさん、本当にご苦労様です。受験が終わってからまたお金がずっとかかります。



お受験で慶応の幼稚舎に入れたはいいがマジで高校と大学の学費キツかった、フルマラソンでいったら30kmを超えたくらいのしんどさって仲間がいってたのをうわ~って思い出しました。そりゃ慶応の医学部は学費きびしいって
まとめ
- 難関大学附属中の女子のパパは当事者意識が成功のカギ:受験を自分ごととして捉えアプデ
- ママの情報収集力が重要:中学受験は情報戦、ママ友ネットワークが合格の決め手
- 受験の開始時期は4年、準備は3年からで間に合う:5年スタートは可処分時間不足で無理筋
⇒運動や習い事をしているご家庭は参考にしてください - 家庭内の役割分担が成功のカギ:チームとして子どもを支え、戦略的に受験を進める
- パパはATMの覚悟を:中学受験には高額な費用がかかるが、家族のために全力でサポート
中学受験は、子どもだけでなく家族全体で挑む一大プロジェクト。特にママの情報戦とパパのサポートが成功の鍵を握ります。
塾選びやスケジュール管理、そして精神的な支えとして、夫婦で協力しながら進めることが重要。特に女の子の難関大学附属校受験はレッドオーシャンなので、戦略的に動くことが求められます。
中学受験を乗り越えたパパさん、ママさん、本当にお疲れさまでした!受験が終わったら、パパさんたちで労いの飲み会でもしましょう!
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