夏休み明け合格力判定サピックスオープン
第1回合格力判定サピックスオープンお疲れ様でした。夏休み明けの実力が試される合判、サピックスの場合、9月から毎年数学が1~2段回難しくなるのでいつも取れていた点が取れなかった!なんてことが多かったのではと思います。
特にサピックスオープンは難関校をうける生徒が必ず受けるテストとなるため母数が非常に多く、現在の立ち位置がわかるのでこのテストを利用して苦手なカテゴリ―を早めに把握したいですよね。大丈夫です、まだまだ十分間に合います!
中学受験を勝ち残るには親がテストの点数に一喜一憂せず、間違っていたところは記憶の定着につながりやすいのでじっくり復習をし、次に出たら確実に取れる様にすることがとても重要です。直前期は復習に時間をかけることができなくなってきます。一方、間違えることで脳が刺激を受け、復習することで記憶に定着しやすくなります。なので、今回前回の模試より50点も総得点低くなった~、なんてことはこの時期は問題が難化しているのであるあるです。なので、じっくり復習で長期記憶に定着に活用しちゃいましょう!
とはいえ、9月の合判から算数や国語が点数が前回のテストより大きく下がってしまうと頭ではわかっていても不安ですよね。また、なかなか家庭学習で対応できなくってくる難易度になってきますので、残りの時間を逆算して苦手科目は個別塾でマンツーマンで教えてもらう、なんて選択肢もアリです。要は最後に笑えればいいのですから。
ちなみにウチの子どもの去年の合判サピックスオープンのデータをみると、4科目偏差値が思いのほかよかったのですが、次の模試からとんでもない点を取ってしまい、ジェットコースターのような地獄の乱高下が続くのですが、そのことはこの時まだ知らず家族で浮かれていました。
科目別ポイント(国語・社会)
さぴ猫の担当科目が国語と社会なので今回のサピックスオープンの科目別のポイントをまとめてみました。
<国語>
平均点高め
・漢字簡単
⇒漢字は絶対に落とさない、とにかく漢字は毎日漢字の要に取り組んで早めに漢字脳→得点源に。
・文法も簡単
⇒読解勝負(記述配点高め)
双葉中学等で出題される連動問題
受験Drの動画で解き方のひとつとして共通キーワードを探す方法が有効とありました。確かにその方法で解きやすいことも多かったりするのですが、これあんまりしっくりこない子も少なくないと思います。例えば、SAPIX生なら言葉ナビのテキストで様々な気持ちを表す言葉などに触れておくと引き出しが増え、こういう解き方ができる様になります。
これ秀逸なのは気持ちを表す言葉の良い印象を含んでいるか悪い印象を含んでいるか、はたまた状況によって両方の意味合いを含んでいる言葉などが+とーでまとめられてます。
物語文などを読むときはここを押さえておくととても良くて、例えばやる気になったときに使われる言葉で
「覚悟をする」
があるのですが、これは良い印象の場合はやると決意するポジティブな印象をもつのですが、逆に絶体絶命の場面などではマイナスの印象を含む言葉になります。こういうのって普段から本を読む習慣がない子とかだと、まだ出会ってない可能性があるのでわからないなんてことが往々にしてあります。
<社会>
・正誤判定
⇒この時期は正解してる選択肢も含め、あやふやな部分も調べて戦う武器を増やしていく
重要キーワード
・南海トラフプレート
・水害・台風関連
・線状降水帯
⇒時事問題対策でもあるのですが、普段からニュースのキーワードにアンテナを立てる。
サピックスオープンの1週間の勉強スケジュール
この週間スケジュールで今日やるべきことを可視化して自己管理をさせます。毎晩親がチェックもします。9月からの早稲田アカデミーのNN受講がはじまり、とにかく復習&復習で毎朝のタスクである算数の基礎トレと漢字と言葉ナビが全くできておらず、苦戦しているのがわかります。
α1にいる友達とウチの子の違いってなんだろう?
「α1にいる友達とウチの子の違いってなんだろう?」
と考えたときに、頭いいのは当然なのですが、共通して普段の家族の会話で時事ニュースなどの話をしていることがわかりました。そもそも育ちも違うのかと(笑
なので、ウチもいつもちいかわとかの話だったりするのですが、食事時に時事ニュースの話や野菜だったり人体だったりちょっとした日常で理科の話につなげたりするようにしました。これがですね実はかなり効果あって、それでもし、子どもが知っている内容であれば、親が子どもに教えてもらうというのがとても良くて、褒められたがり屋のウチの子どもの性格にとても合っていました。
人に教えるのって仕入れた知識をいろいろな形にしたうえで人に伝える、いわゆる知識のアウトプットなので一度やると忘れないんですよね。特にニュースでG7の国名や国会だったりIAEAなどなかなか小学生がとっつきにくい単語などは会話で何回も子どもの記憶の引き出しを開けてあげてみましょう。そこで「どうして?」の深堀りワードが登場です。「どうしてG7に経済大国ナンバー2の中国が入ってないの?」とか、子どもに質問をして、親子で一緒に考えて調べたことが試験にでました。
なお、学校の同じ算数のクラスの女子(少人数)の友達は附属志望の脳筋娘以外、全員御三家合格してました、、神ですか?(絶句
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