長い中学受験の道のりですが、無理な学習スケジュールでやる気がなくなったりなど途中でその長い道のりから離脱してしまうケースが少なくありません。この記事を読むとどうしたら長い中学受験の道のりを最後まで走り切れるかがわかります。
習い事などの息抜きと勉強のバランスの重要性
6年生からさらに難しくなるサピックス
中学受験は小学4年から始め、早いご家庭は小学1年生から有名塾に通わせ中学受験の準備をしていますよね。それで小学4年にあがるにつれて、放課後の生活の中心が習い事から通塾に変わってきます。
小学6年になると春休み、夏休みには春季講習、夏季講習、GWにはGS特訓などとにかく6年から勉強漬けになります。特に新6年生前の春休みでどのくらい5年生ときまでの算数の苦手な単元をできるように総復習するかがとても重要になってきます。
とにかくサピックスの算数はどSですから、6年から算数がさらに難しくなっていきます。そりゃそうです、サピックスのデフォルト設定がα1の戦闘民族のためのものなので、
スタンスとしては
サピ)『ついてこれないヤツは遊んでやらねーかんな』
さぴ猫家)『ひぃぃ~、、置いていかないでくだせぇ~(涙』
こんな感じです。もう脳内でイケボで再生されてしまうくらいです。なのでα上位クラス以外はより家庭学習での復習の時間が爆増するそんな年次が6年生となります。
なので、冗談はさておき、新6年生になるタイミングって中学受験でとても重要な分岐点なのです。どういうことかというと、このままサピックスでいってもよいか子どもの成績や勉強の様子などよくみながら検討が間に合うタイミングでもあります。

え、どゆこと?せっかくサピックスに入室できたのに



サピックスはビジネス上、間口を広げてはいるがあくまで御三家合格のための塾、テキストも御三家合格できる子達のレベルに合わせてます



え?周りはみんなサピックスだし、サピックスに入りさえすればそこそこの学校は合格できるのかと思ってたのだけど、、



んなわけあるかーいww
サピックス難しすぎる問題
6年生になってびっくりするのが問題が本当に難しくなりますよね。あれ?5年の時より復習にかなり時間がかかってるというのはどのご家庭でもあるあるではないでしょうか。
家庭学習の量が増えるので親御さんの負担が急激に増えます。特に算数。学生のときにちょっと算数得意でしたというのが通用しなくなるくらい難しい問題を取り組むようになります。
なので、α行ったり来たりのレベルの出戻りαの子(ウチの脳筋娘のことです)って本当にどうしたら時間が作れるの?ってくらい時間が無くなるのが小学6年次のサピックスでした。
なので、そのくらい大変になるので、とにかく勉強漬けの毎日、それでも時間が足りない。ちょっと異常ですよね。でもそれが今の中学受験のリアルでもあります。
もし、親が家庭学習の時間がとれないなどの理由があれば個別塾などへの転塾の余地も含め合格する戦略として親御さんが認識しておくとよいかなと思います。



中学受験は戦略です。昔と違い偏差値が高いだけでは志望校に受かるのが難しくなってます
あとはこのまま修羅の道へ突き進むと覚悟を決めたら、お子さんと一緒に全力で1年間走り切るのみです。
合格するための戦略の続きはまた次の機会に。
そのくらいサピックスの6年次はとんでもなく難易度があがるから勉強時間がもっと増えるぜいということです



算数でいえば志望校がS偏差値50前後なら5年生を徹底的にやれば余裕で合格できちゃうレベル感がサピックスの算数のテキストの完成度の高さ
早めに国語を得意科目にできたら秋以降の可処分時間が大幅にあくので合格に近づきます。『中学受験で短期集中で国語を武器にする戦略』の記事はこちらから


長期間勉強するには必ず休息が必要
それでさぴ猫とさぴ猫ママは、実はジャンルは違えども二人とも、いわゆる難関国家資格取得で長期にわたる過酷でみじめな受験勉強を経験してきたこともあり、長期間の勉強でのモチベーションの保ち方の難しさはよく知っています。
なので、中学受験のような長期間の戦いでは、勉強をすること以上にいかに完全休息日を作れるかがとっても大事なので、休息日をいつ設定するかについて都度夫婦会議をしました。
さぴ猫家では、5年次は隙あらば屋久島、知床、宗像と家族で世界自然遺産旅行などをしていたのですが、6年次は日帰りでお弁当をつくってお花見やピクニックにいったり、習い事など適度な運動をいれて少しでも勉強を忘れられる時間を作ることに注力しました。



旅行に行っても帰ったら復習テストの間違えた問題をやりなそうなど小4のときからずっとサピックスの復習のこと考えちゃいますよね
モノマネ芸人のエハラマサヒロさん次女中学受験中の旅行で賛否の件
関連した内容で最近、モノマネ芸人のエハラマサヒロさんの次女のふうちゃんが中学受験でみごと合格を勝ち取ったとのことですが、Yahooニュースでこんなことがあったことを知りました。
SNSでは旅行を楽しむ姿に「こんな事やってていいのか!」「もっと勉強させろ!」「家族の遊びに付き合わされて子どもがかわいそうだ!」「受験に落ちたら後悔するぞ!」といった批判的な意見も寄せられていたことを明かした。(引用:2026年2月26日付Yahooニュース)
あらま、プチ炎上大変。でも、中学受験の戦略として良い息抜きができて脳みそリフレッシュでよいスケジューリングだなぁって思っちゃいました。
エハラマサヒロさんは大阪教育大学附属の高校なのですね。合格おめでとうございます、そして中学受験伴走お疲れ様でした。
こういった事例の様にうまくリフレッシュをかねて休息をいれることで勉強効率が高まりますので、習い事一切やめるとかではなく、適度に息抜きとして学習のバランスをとることが中学受験マラソンで完走する秘訣といえます。



長い受験勉強には息抜きの時間がとても大切!家族旅行やクラブチームなどの習い事など年間スケジュールをみながらどこでガス抜きするか計画をたてると完走&学習効率も上がりますよ
自由時間を計画的に組み込み、息抜き後はスムーズに学習へ切り替えられたらもう100点満点ですね。また、息抜き後に自然と学習モードに入れるよう、短時間のウォーミングアップ学習を取り入れるのも効果的です。そんなウォーミングアップ学習に最適なのが『ポモドーロテクニック』です。
【集中して効率のよいハックな勉強方法(ポモドーロテクニック)】の記事はこちらから


まとめ
- 長い中学受験の道のりを乗り切るには、適度な息抜きが必要
- 6年生から学習負担が増えるため、家族で計画的に休息日を設定することが大切
- 自由時間と学習時間のバランスを考え、息抜き後にスムーズに学習へ戻れる環境を整える
- ポモドーロテクニックを活用し、集中力を高めながら効率的に勉強を進める
受験勉強は長期戦だからこそ、無理なく継続することが成功のカギ。計画的に息抜きを取り入れながら、効率的に学習を進めていきましょう!



学習効率が高まるポモドーロテクニックもトライ。よさげだったらガンガン使い倒してくださいー
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