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メダカや小型動物を飼ってみよう(前編)

<テレワーク、寂しい、癒しが欲しい云々>だけど、マンションやアパートで犬や猫などを買うのが難しい
⇒小型ペットを飼ってみよう
<小型ペット>

  • メダカ
  • セキセイインコ、オウム
  • モルモット、ハムスター

目次

1.メダカとはどんな動物?

 1-1.メダカの生態

メダカはダツ目メダカ科メダカ属に分類される淡水魚の総称です。日本いるメダカは青森県から沖縄県ににかけて川や池などの淡水域に生息しており、日本を大きく北と南の地域で分けた場合に青森県から兵庫県の日本海側に生息するメダカを「キタノメダカ」と呼びそれ以外を「ミナミメダカ」と分類をしています。ただし、一般的に日本に生息しているメダカを総称して「ニホンメダカ」と呼んでいます。そしてメダカは熱帯魚などに比べると飼育が簡単であることから観賞魚として「キンギョ」と同様に日本人に古くから愛されてきた人気の魚です。その後、「ミナミメダカ」をベースとして鑑賞用として品種改良がされ、いろいろな種類のメダカが販売されるようになりました。メダカはボウフラや水草などを食べる雑食性の魚類です。産卵期は水温が高い4~9月頃で屋外で飼育していると4月くらいから産卵をしはじめています。1回の産卵で直径1.0~1.5mm前後の卵を10~20個程度産み、水温により7~10日ほどで孵化します。誕生後3カ月程度で体長は約3cmくらいに成長します。

 1-2.メダカの種類

メダカは種類は上記の分類になりますが品種改良で色合いなどにより販売上価格が変わります。メダカと聞いて想像するのは薄っすら黄色がかった小魚が一般的かと思います。

・ヒメダカ(約40円~80円/匹)※ネットショップなどでは大量に購入する場合に値引きされてることが多いです

品種改良をされた最も代表的なメダカでメダカといわれてイメージされるのはヒメダカでしょう。ヒメダカの名称の由来は品種改良で色を黄色みかかった赤である緋色、つまり太陽の火の様な色を目指して作られたメダカとなります。ヒメダカは病気にならなければ非常に丈夫であり水質の悪化や低温にも耐えられる強い品種となります。

・クロメダカ(約40円~80円/匹)

この品種は体が黒いことからクロメダカと呼ばれており、メダカの原種である「ミナミメダカ」に最も近い品種となります、色合いは黒というよりは少し茶色がかっています。背中が黒く、お腹は白色。水上と水中の敵から見つかりにくいように保護色になっています。品種改良によりクロメダカの黒をさらに濃くしたブラックメダカがいます。特に黒が強いものは小川ブラック(200円~300円/匹)や室内飼育でも体色が薄くならないブラック系最高峰のオロチ(400円~2,000円/匹)として流通しています。黒蜂メダカは、ブラック黄金品種に透明鱗を加えた品種(400円~2,000円/匹)。みゆき(幹之)メダカ(400円~2,000円/匹)は背中から尾にかけてぴかぴかと光輝く美しい人気のメダカです。

 1-3.メダカの寿命

メダカの寿命は1年〜1年半くらいと言われています。屋内での飼育環境であれば3年〜5年まで延びることがあります。

 1‐4.メダカの飼育

メダカの飼育について大事なのは水質と容器の大きさです。まず水質についてになりますがいきなり水道水にそのままメダカをいれてしまうとメダカが弱ってしまいます。その理由が水道水に含まれるカルキになります。カルキとは塩素のことで水道水の殺菌のために人体には影響がない程度の微量なものが水道水には含まれています。メダカにとっては有害であるため水道水からカルキを抜くカルキ抜きの作業をしなければなりません。水道水のカルキを抜く方法で一番簡単でお金がかからないものはバケツなどに貯めた水道水をベランダや庭にそのまま1日放置するのがおすすめです。ベランダなどにバケツの置き場所がない場合などは室内で2~3日汲み置きすることでカルキが自然と抜けていきます。もし、すぐに水道水を使用したい場合には市販されているカルキ抜きを使用してください。汲み置きによるカルキ抜きは水温も気温と同じくらいになるため、水替えなどをする場合にも適しています。もし、これからメダカを購入し向かい入れるよというときはその2日くらい前からベランダなどに水道水をバケツに汲み置きしして向かい入れの準備をするとよいでしょう。違う水槽に移動させたりする場合にも小さめの容器に、もともといた水槽の飼育 水と一緒にメダカを入れ、新しく入れようとする水槽にしばらく浮かべておき水温を同じにします。そして、新しい環境の水を少しずつ入れて、ゆっくりと新 しい環境に慣らしていきます。これをすることにより、水質や水温の急激な変化を防ぎます。このことを水合わせといいます。

水量については1リットルに1匹が目安になります。例えば10匹のメダカを飼育する場合は10リットル以上入る容器を準備してください。しばらく飼っていてある程度経つとメダカが少なくなっていることがあります。その一番のポイントが狭い水槽にメダカを多く飼い過ぎている過密飼育が原因であることが多いです。そもそも過密飼育をすると成長自体が遅れたり、繁殖率が落ちます。メダカを飼育する水槽や容器が大きすぎる事に問題はありませんので、なるべく大きめの水槽等で飼育することをお勧めいたします。

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